クリーニング店舗と無店舗の宅配クリーニング業者
厚生労働相の調査によると、
従来型のクリーニング店舗数は、
1997年度をピークに右肩下がりで減り続けています。
しかも、かなり急激に減少しています。
1997年は16万店舗を超えていたのに、
2014年度にはおよそ10万6,000店舗に減っています。
17年間の間に、1/3強も店を畳んだことになります。
理由は、人口の減少、社会人のカジュアル化、
家庭用洗濯機の性能向上、
コインランドリーの設置機械の性能向上など
いろいろ考えられますが、
宅配クリーニングのような無店舗業者の台頭も
間違いなくひとつの理由でしょう。
ちなみに宅配クリーニングを含む無店舗業者は、
2005年度時点ではわずか263業者だったのが、
2014年度には1,801業者と、
わずか10年の間に7倍近くになっています。
今後もしばらくは
この傾向は続きそうだと言われています。